エンジニアなら知ってて当たり前?SNSの開発言語

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メジャーな開発言語は?

メジャーな開発言語は?

SNSについての概要が見えてきたら次はSNS開発に使用されるプログラミング言語について考えてみましょう。エンジニアなら知ってて当たり前と思われそうなことは今更誰かに聞きにくいかもしれませんが、ここでメジャーな開発言語をしっかりおさえておけば大丈夫です。いろいろ欲張りすぎずにまずは2つのSNSで使われている言語について知っておいてくださいね。

Twitterは「Scala」

Twitterの開発に使われているプログラミング言語は「Scala」です。クラスを簡単に作成できることから、Javaを使うよりも生産性を上げることができます。Twitterのユーザーはアカウントにちょくちょくアクセスすることが多いので、処理能力の高さはTwitter開発における絶対条件のようなものです。Scalaは細かい部分をパッと直せるので、Twitterのような膨大な情報を処理する必要がある大規模サービスに向いているといえますね。

Scalaでできること

Scalaが開発されたのは2003年のことでした。実用言語としてフル活用されていたJavaの機能に限界が見えはじめたことから、Javaの後継言語として開発されました。Javaの良さ、スクリプト言語や関数型言語の良さはしっかり残しつつも、新しい機能や文法を取り入れるというまさにイイトコ取りの言語です。Scalaのメリットは、コンパイルの際にJavaクラスに変換されてからJava VM上で動かすことができることです。これは、「Write once, run anywhere(一度書けばどこでも動作する)」というJavaの持つメリットを継承している部分です。Scalaは簡潔にプログラムを書ける設計になっているので、Javaの半分程度の労力でプログラムを組むことができるんですよ。

Facebookは「PHP」

世界中で多くの人が利用しているFacebookの開発に使われているプログラミング言語は「PHP」です。ホームページを作成する際にも使われていて、HTMLに動きをつけることができる言語です。

PHPでできること

PHPを使うと、いわゆる「動きのあるページ」を作ることができるようになります。PHPを使ってHTMLのソースコードを作成できるのですが、PHPで全部のコードを書くことなくHTMLの一部だけを生成できます。MySQLやPostgreSQLなどのデータベースと連携したサイトだって簡単に作れてしまいます。サイトのユーザーがHTMLのフォームから情報を入力すると、PHPを使ってその情報を受け取ります。そうすることで、情報を表示したり保存したりできるようになります。